蒸留酒 アラック(アラク)
蒸留酒 アラック(アラク)
アラック、あるいはアラクは、中近東、特にイラク、シリアを中心とし、
エジプトやスーダンのような北アフリカ地方などでも伝統的につくられてきた
蒸留酒をいいます。
もともとはナツメヤシやブドウといった中近東乾燥地帯原産の糖度の高い果実を
醗酵させてから蒸留した酒ですが、イスラム文化の拡大とともに中近東の蒸留技術が
各地に伝播し、その土地の伝統的な様々な醸造酒を蒸留してローカル色豊かな
アラックがつくられるようになりました。
アルコール濃度は、加糖してある低品質のものでは10%以下、高品質の
濃いものになると60%近くにもなります。
あまり水を加えすぎて重たく白濁すると、いっしょに飲んでいる相手が縁起を
かついで敬遠する、という習慣を持つ地方もあるようです。